内省とフィードバックと伝えること

とにかく自分の考えていることを吐き出す、あるときに考えたことと同じ問題設定で1ヶ月空けて再び考えてみる。自分を客観視することは大事だが自分一人で自分を客観視するには限界もある。でも自分のことを理解してもらえていないと感じる人からフィードバック(ダメ出し)をもらってもうまく受け止められない。わがままだとは思うがそのへんうまくやっていく必要がある。

自分から積極的に自分の考えを信頼できる他人に言ってみて、どう思うか意見を求めるということをやる必要ある。友人の時間を奪うことになるから、相手にとってもある程度有意義な、楽しいとか、ためになる、という話題である必要もあると思う。基本的に人は他人のことはどうでもいいと思うだろうから。

なんとなく、自分のことをわかってほしいが、どうせ相手は自分のことには興味がないだろうからこの話をするのはやめておこう、という心理が俺はよく働くのかもしれない。相手が興味がないかもしれない話をするときは、ある程度、相手が面白いと感じるように構成を練ったり、役に立つ知識を盛り込んだり、といったサービスをしなければいけない、というプレッシャーを感じる。

すくなくとも、この情報は相手にとって価値があるかないか、重要であるかないか、を判断する能力は高いと思う。だから無駄なことは言わない、必要なことは相手にわかりやすいように伝える、ということはうまくできる。

ただ、そもそも、この世界は、価値のあるなし、重要性のあるなしですべてが決まっているわけでもない。意味のないこと、些末なことをただ言う、ということもコミュニケーションだ、というのはまあ理解できる。ただ、実践できない。

ただ素直に思っていることを言う、ということの難しさよ。
ただ思ったことをポッと言う、ということをおれはうまくできない。

言ってしまって、言うべきではなかったと後悔したことがあるからかもしれない。実際には対して相手は気にしていないことがほとんどなのだけれど。