年末に「ワイドビューひだ」に乗って高山に行ってきた

もう1か月前の旅行なんだけど、東海道新幹線で名古屋まで行って、高山本線を通るワイドビューひだに乗って高山で一泊して、翌日に富山へ抜けて北陸新幹線で東京へ帰ってくる、という一人旅をした。

高山本線の、山を縫い川に沿って単線をディーゼルが走り分水嶺を超えていくあの感じ、鉄道好きでなくともロマンを感じる。というかあれだけの山々を越えた先に高山という10万都市が存在することが衝撃的。関東平野で生まれ育った人間からすると信じられない。河川の堆積作用まじすげえ。

そんときの写真をいくつか。

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名古屋駅。年末ということもあり乗ろうとしていた列車は指定席が満席で、一本後の特急に乗ることに。

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名古屋から岐阜までの東海道本線の区間は、座席と進行方向が逆(この写真でいうと、車両は右に向かって進んでいるのだ!)。岐阜から高山本線に入るときにスイッチバックするのだ(びっくりした)。
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田園風景から、だんだんと山深くなっていく。川も細くなっていく。

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と思いきや、急に開けて美しい風景が現れる。日が落ちてきて車窓からの写真を撮るのが難しくなってきた。

高山駅に着いた時には真っ暗なうえに、とにかく寒い。写真撮る余裕なし。これでも今年は暖冬で、1年前の同じ時期は、大雪でそもそも鉄道は完全に止まってたらしい。

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翌朝。高山駅は絶賛工事中。待合室や切符売り場はプレハブ。

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アルプス展望公園「スカイパーク」から眺めた北アルプスと高山市街。とにかく高山が山に囲まれた街であることを実感する。

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高山駅の南側から東に向かって撮った。街割りも基本的に川と並行・直交しているので、市街のどこにいても、まっすぐな道、その先に山、という風景になる。

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宮川

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古い町並

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特急の改札を待つ乗客。ほとんどが外国からのお客さん。ぼくも特急に乗って富山へ向かう。

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昨日の、岐阜→高山の間では雪など全く見なかったのに、高山から富山に向けて走り出したとたんに雪景色。

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猪谷までがJR東海。猪谷より先(富山方面)はJR西日本。交代した乗務員もちらっと写っている。

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富山駅。着いたホームのすぐ横に停車中の新幹線の車両が見えた。

本当は金沢まで行きたかったが、時間の都合上、断念。だいたい計画通りにいかない。

みうらじゅんが、旅というのは自分の始末におえないと感じるぐらいでちょうどいい、みたいなことをどっかで言ってたが、まさにそんな感じだった。日本列島ってこんな起伏に富んでいるのか。なんて場所におれたちは暮らしているんだろう。

他人のいいところ見つけなきゃいけないって真面目に考えすぎてた件または飲み会がクソだというよくある話

またひとつクソみたいな飲み会に出てしまった。それでも一次会が終わったら僕帰りますと高らかに宣言して気持ちよくすっと帰れるようになったのでたいへん気分がよい。やはりデカイ声で自己主張することはとても大事。多少感じが悪くても周囲に正しく理解されたほうが楽だ。

例えば、今までに血迷って買い漁った自己啓発本に費やした金額を目の前に見せつけられたり、風俗につぎ込んだ金額を示されたり、やりこんだ挙句急に飽きてしまったゲームの総プレイ時間を見せられたりすることもそれなりに精神的ダメージがあるが、なにより今までの人生で無駄な飲み会に費やした時間とお金を示されたら発狂するんじゃないか。

飲み会は本当に意味が分からない。知的レベルを下げてくだらない会話をしなきゃいけないのが本当につらい。ただでさえ普段からお前らの頭の悪さに辟易してるというのにアルコールでさらに頭悪くなったやつらとまともに付き合えるわけないだろクソが。クソが!

人間の美しさだけ見ていたい。人間の素晴らしさだけ感じていたい。現実は映画のように秩序立っていない。汚い。

他人に期待しすぎているからいけないのであって、はなから自分以外は虫ケラと思うべきなのか。「ダーウィンが来た!」に出てくる動物たち感情移入するようなイメージで、いったんやつらは全員虫ケラと思って、そのうえで虫の気持ちにとことん寄り添って共感してやる、って考えないといよいよキツくなってきた。

別に投げやりになってるわけじゃなくて、今まで受けてきた誤った教育のせいで、他人のいいところを見つけないといけないって真面目に考えすぎてて、そういう思い込みを取り払ってフラットになるよう補正してあげるためには根本的な見方の転換が必要なんじゃないかと。

DVDミレルをwi-fiルーター経由で使うための設定方法

DVDミレルとは

DVDミレル(DVRP-W8AI) | 周辺機器 | IODATA アイ・オー・データ機器

  • スマホやタブレットでDVD視聴できるドライブ
  • wi-fi接続
  • iOSもAndroidも対応

↓こんなん。

スマホ・タブレットとの接続方法が2つある

1.直接つなぐ(DVDミレル自身がwifiアクセスポイントとして振る舞う)

  • メリット:設定が簡単。専用アプリ起動して付属のQRコードを読むだけですぐつながる
  • デメリット:DVDミレルを使うたびにスマホ・タブレットのwifi設定を変更して、接続先をDVDミレルにしなければいけない

2.wi-fiルーターを経由して繋ぐ(DVDミレルもルーターからIPアドレスをもらってLANの仲間に加わる)

  • メリット:いちいちスマホ・タブレットのwi-fi接続先を変えなくていい(いつも使ってるwifiルーターのままでいい)
  • 私の環境だと期待できるかもしれないメリット:wi-fiとBluetoothの干渉を避けられる(かも)
  • デメリット:公式サポート外になるらしい(http://av.watch.impress.co.jp/docs/review/review/20151020_723167.html
  • デメリット:そもそも設定方法がわからん(この記事で説明します!)

イメージ図

  • ↓直接の場合

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  • ↓wi-fiルーター経由の場合

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wi-fiルーターを経由する場合の設定方法

前提

  • 説明書通りの設定(直接つなぐ方法)は済んでいる
  • スマホ/タブレットに「CDレコ」アプリと「DVDミレル」アプリの両方がインストール済み

まずは直接の接続をする

  • スマホ/タブレットのwi-fi接続先をDVDミレルにする
  • ためしに「DVDレコ」アプリを起動してみると、「IODATA_01_XXXXX(10.10.10.XXX)」みたいな接続先が表示される
  • この状態でも、もちろんDVDは視聴できる。

「CDレコ」アプリで設定をする

  • 「CDレコ」アプリを立ち上げ、設定画面に入る
  • ドライブの設定の「設定」を選ぶ
  • 「無線設定」を選ぶ
  • 常時使っているwi-fiルーターを選ぶ
  • 暗号化キーを入力する
  • 「接続」を押して60秒待つ(強制的に60秒待たされる)

スマホ/タブレットをwi-fiルーターに接続する

  • 接続先をいつも使っているwi-fiルーターに戻す
  • 「DVDミレル」アプリを起動すると「IODATA_01_XXXXX(192.168.1.XX)」みたいな接続先が表示される(環境によって異なる)
  • ルーターがDVDミレルにIPアドレスを割り振ってくれた。

所感

  • スマホのwifi接続先をいちいち変える必要がなくなるから明らかにルーター経由のほうが便利
  • ただし「DVDミレル」アプリはバックグラウンド再生はしてくれないのでDVD再生しながらネット検索とかはできない
  • DVDミレルのwifiは2.4GHz帯のみなので、私の環境(Xperia Z4 TabletにbluetoothヘッドホンMDR-1ABTを接続)でDVD鑑賞しようとすると、wifiとbluetoothが干渉してしまい、DVD再生してもカクカク再生になってしまう(それもコマ落ちというレベルではなく、まともに見られない)。
    • LDAC接続を「接続優先」に切り替えたらちゃんと再生できた
    • ここで書いたDVDミレルをルーター経由で接続する方法にしたら、LDAC接続が「音質優先」のままでも正常にDVD再生できるようになった
  • 本体背面の「WPS接続先」スイッチを「ルーター」に切り替えておいたけど、上記の通りWPS使わなかったので結果的には関係なかったっぽい。一応、ルーターにつないでまっせ!という意思表示にはなる

ぼくは就活におけるグループディスカッションのやり方を間違えていた

就職活動中に僕を苦しめていたグループディスカッション(集団討論、以下GDと略す)。一次面接は通過しても、必ずGDで落とされていた。

なぜGDで落とされるのか?当時はさっぱりわからなかったが、社会人2年目になってようやくGDにおいて重要なことがわかってきた。

「周囲の人に合わせたり複数の意見をまとめたりすることは、だれにでもできる」という事実。

GDのアドバイスでよくある「協調性が大事」「人の意見を頭ごなしに否定しない」「自分ばかりしゃべらない」などなどはクソの役にも立たない。そんなことは、20年間まともに生きてきた人間ならば呼吸するが如し。そんなことは何のアピールにもならない。

また、「論理的に話す」「人と違う視点でアイディアを出す」などのアドバイスも、役に立たない。そうした能力は、20年間生きてきた積み重ねで身についてきたものであり、付け焼刃や今日からの心がけで実践できるもんじゃない。

必要なのは、空気が読めないと思われても、どんどん意見を出し、ぐいぐい議論を引っ張り、自分の提案を周囲の人に納得させる、そんなオラオラ系の振る舞いである。司会役を買って出るとか、そういうテクニカルなレベルの問題ではない。

GDがチーム戦だというのなら、自分がエースで4番だと思い込め。しゃべる量で誰にも負けるな。反対意見が出ても自分の意見を押し通せ。

そのぐらいの意識をもって望まないと、20年間積み上げてきた協調性が必要以上に空気を読もうとするし、20年間で身につけてきた論理性が理屈に合わないからと発言を消極的にさせてしまう。

大事なことだからもう一度書く。

周りの顔色をうかがいながら発言し、妥協点を見つけてまとめっぽいことを言う、なんてことは誰にでもできる。

自分のペースに持ち込め。しゃべりまくれ。

心配しなくても大丈夫。現実の仕事では、君がどんなに同僚と議論を重ね、どんなに素晴らしい提案をしても、常に予算や人員や時間の制約を受け、上司の一言で簡単に否定されるから。

Xperia Z4 tablet 購入後3週間レビュー

結論だけ言えば、「薄くて軽いは正義である」の一言に尽きる。こんだけのスペックのオモチャを物理的・心理的負担なしに持ち運べるのは幸せすぎる。家の中で常に持ち歩いてしまう楽しさがある。

全体

10.1型タブレットだ!ベゼルの色は白と黒の2種類あるが、白にした。オモチャとして使うには、黒は“ガチITガジェット感”が強すぎるような気がしたので。f:id:teramorosu:20150922213024j:plain
左上にはSONYロゴがシルバーに光る。
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ヘッドホン端子(ステレオミニ)

ロゴの近くの上辺にヘッドホン端子がある。
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FMラジオアプリがプリインストールされていて、ヘッドホンケーブルがアンテナの役割をしてラジオが聞けるらしい。自宅は山を背負っていてFMはまともに入らないのでいまだ試せず。

Micro SDカードスロット

ヘッドホン端子の隣にはMicro SDカードスロットがある。LTEモデルだと、同じところにSIMスロットもある。ただここが、ちょっと開けるのにコツがいる。
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右がMicro SDカード。(2015.9.23追記:64GBのMicroSDを差して使っている。)左はLTEモデルならSIMカードが入るのだろう。説明書によると、Wi-Fiモデルの場合にはここに銘板だか何だかが入っているらしい。特に取り出す必要もないようなのでそのまま。
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電源ボタンとボリュームコントロール

左辺には丸い電源ボタンと、音量の+-を操作する細長いボタンがある。もちろん電源ボタンと音量-ボタンの同時押しでスクリーンショットが取れちゃう。
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スピーカー(左)

側面から見ると分かりにくいけど、前から見るとフチにわずかな隙間がある。これが内蔵スピーカー。意外にいい音がする。
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Micro USB端子とスピーカー(右)

右側面には充電等につかうMicroUSB端子がある。
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充電用にACアダプターとMicroUSBケーブルが付属しているが、普通のMicroUSB端子なので、他のスマホ充電器・充電ケーブル等でも充電できる。旅行等で持ち出す場合でも、専用の充電器などを持ち歩かなくて済むのはありがたい。

裏面

裏面は真っ白。真ん中にSONYの、その下にXPERIAのロゴが入っている。
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右端にはメインカメラと、NFCのロゴが見える。
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前の記事でも紹介したように、NFC対応のBluetooth機器とならば、互いのNFCマークを接触させるだけでペアリングできる。これが超便利。ほかにも、他のXPERIA製品とのリンク(テザリング等)も簡単にできるらしい。

並べて大きさ比較

私が普段使っている通勤用のカバンと並べてみる。
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大きさはもちろん、とにかく薄くて軽いので、カバンの中に忍ばせておいても、荷物が増えたという感じは全くしない。ほかの書類に紛れてしまうくらい。

前の記事で紹介したbluetoothヘッドホン「MDR-1ABT」と並べてみる。
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いまメインで使っている13.1型ノートPC「TOSHIBA dynabook KIRA V63」と並べるとこんな感じ。
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dynabookは13.1型ワイドで2560×1440なのに対して、Xperia Z4 Tablet は10.1型で2560×1600だから、よりきめ細かく表示できる。
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huluで映画を一本見てみた。画面サイズは映画を見るには物足りないと感じてしまうが、画は本当にきれい。風呂やベッドで暇つぶしするには最高のタブレットだと思う。

Xperia Z4 TabletとMDR-1ABTの組み合わせを生かすためにIEEE802.11acを導入した話

Xperia Z4 Tabletを買った理由や使い道などは以前の記事で書いたとおり。

Xperia Z4 Tablet の音楽再生に関するレビューが少ないので書いてみようと思ったら、いつのまにか無線LANルーターを買ったという文章になってしまった。

結論から言うと、MDR-1ABTというLDAC対応のBluetoothヘッドホンと組み合わせれば、軽くて薄くてハイレゾ対応っていうXperia Z4 Tabletちゃんの特長を生かせるぜ!ってこと。

www.sony.jp

ただし実際にやってみたら2.4GHz帯の干渉という問題が発生してしまったので、それを解決するために5GHz帯のみを使うIEEE802.11ac対応ルーターを導入することにした。

で、よくよくXperia Z4 Tabletの仕様(Xperia(TM) Z4 Tablet 主な仕様 | Xperia(TM) Tablet | ソニー)を見たらWi-Fiの欄に「MIMO対応」と記載があるので、もしかして新しいルーターの買い替えによって無線LANの通信速度も飛躍的に向上しちゃう一石二鳥な展開じゃね?と思ってやってみた。

目次

1.MDR-1ABTとの相性抜群

NFCで簡単接続

Xperia Z4 TabletはNFCをオンにしておく。で、MDR-1ABTと互いのNFCマーク同士を近づければ、一発でペアリング完了。「LDAC対応機器と接続中」と表示された。
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調べていて初めて知ったが、MDR-1ABTは電源OFFのままでも、NFCタッチだけで勝手に電源が入って接続までできちゃうらしい。

MDR-1ABTは右ハウジングがタッチセンサーになっていて、表面を指でタップ/なぞるだけで、再生・一時停止・曲送り・音量調整などができる。この機能もちゃんと使えた。

ハイレゾ音源の再生OK

手持ちのハイレゾ音源ファイルをXperia Z4 Tabletのストレージにそのまんま移してみて、標準のミュージックアプリで再生できるか試してみたら、難なく再生できた。ちゃんとMDR-1ABTから聞こえる!

ONKYOの「e-onkyo music」で買ったWAV 48kHz/24bitファイルも再生できた↓
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Victorの「HD-Music」で買ったFLAC 96kHz/24bitのファイルも再生できた↓
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せっかくなのでSonyの「mora」でも買ってみた。FLAC 192.0kHz/24bitのファイルも、当然ながら再生できた↓
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ハイレゾ音源は「HR」の表示が出る↓
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ブラインドテストしたわけじゃないから、ハイレゾ×LDACって実際どれだけ音がいいの?違いわかるの?と聞かれても答えられません。*1

2.4GHz干渉問題が発生

ところがここで問題発生。

Xperia Z4 Tablet標準のミュージックアプリはバックグラウンドでも再生し続けてくれるので、MDR-1ABTを使って音楽を聴きながらブラウザを起動してブラウジングを、と思ったら、それまで何の問題もなかったネット接続がプツプツ途切れるようになってしまった。

ヘッドホン使ってるときはネットが使えないなんて、困る。

根本的な解決策は、無線LANは2.4GHz帯を使わないことだ!ってなわけで、5GHz対応の無線LANルーターへ買い替えることに決めた。

2.Xperia Z4 TabletとWi-Fi

IEEE802.11ac、MIMO対応

ルーターを買うにあたって、Xperia Z4 Tabletが対応しているWi-Fiの規格を確認しておく必要がある。

で、Xperia Z4 Tabletの仕様にはMIMO対応と書いてあるが、どこを探しても「アンテナが何本あるか」が書いてない。*2

Xperia Z4の紹介記事等には2×2と書いてあるので*3、Xperia Z4 Tabletもアンテナ2本なのだろうか。知っている人がいたら教えてください。

ルーターオススメ規格「IEEE 802.11ac」のチェックすべきポイント - Wi-Fiルーターの選び方(第3回) (1) 「MIMO」とは? | マイナビニュース
↑の記事によると、iPad Air2や、Xperia Z4は2×2らしい。

ルーターもMIMO対応にすれば一気に無線LAN速度UP?

俺の知らない間に、最近の製品では11acは当たり前になっているらしい。というかこの文章を書いているノートPCも、ちょうど1年くらい前に買ったんだけど実は11acに対応してた*4

とりあえず、11acって書いてあれば、5GHz帯だけを使うわけだから、bluetoothとの干渉を防ぐという当初の目的は果たされる。

ところがそれだけじゃなく、パソコンもXperia Z4 TabletもMIMO対応(たぶんアンテナ2本)わなけだから、無線LANルーターもアンテナが2本以上のやつに換えれば、ネットがサクサクになっちゃうはずだ!

3.NECのAterm WG2600HPに置き換える

MU-MIMOを勘違いしていた

というわけで買ってきたのが、NECのAterm WG2600HPという無線LANルーター。現行の市販されているNECのルーターで一番いいやつを買ってしまった。
Aterm WG2600HP | 製品一覧 | AtermStation

実はこれが大きな勘違いに基づいていて、WG2600HPはアンテナ4つなんだけど、PCでアンテナ2本、Xperia Z4 Tabletでアンテナ2本の、通信が同時にできると勝手に思い込んでいた。実際には、こういう通信はMU-MIMO(Multi User MIMO)と呼ばれるさらに進んだ規格であり、無線LAN親機のみならず、子機側も対応していないとできないらしい。買ってから気づいた。

子機側が最大でアンテナ2本ならば、AtermWG1200HPあたりにしておけばよかった。ま、家族含めれば、今後MU-MIMO対応機器も使うようになるだろうと信じて、先行投資だと自分に言い聞かせることにする。

LANケーブルと電源をつなぐだけ

買ってきたやったことは、LANケーブルをつなぎ、電源ケーブルをつなぐだけ。あと、モード切り替えスイッチを“BR”すなわちブリッジモードにする。ルーターは別にあるので、ルーティング機能は使わず、単なるWi-Fiアクセスポイント(無線LAN親機)として使う。

4.無線LANを11acにした結果

スピードテスト

Xperia Z4 Tabletにスピードテストアプリを入れて、ビフォーアフター比較してみた。
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下3つがビフォーで、上3つがアフター。確かに速くなった。アップロードとダウンロードに差があるのがちょっと気になるけど。あ、書き忘れてたけど自宅は光回線。せっかく光にしたのにWi-Fiは802.11gをずっと使ってたので、今までは自室には恩恵ゼロだった。

Bluetoothとの干渉も解決

2.4GHz帯の無線LANの時には通信が途切れてしまってできなかった、「YouTubeで動画再生し、その音声をBluetoothヘッドホンMDR-1ABTで聴く」ということが難なくできた。やったね!

↓はyoutubeアプリで再生中のスクリーンショット。
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音の遅れ(いわゆるレイテンシ)も特に感じない。

本当に11acの2×2でつながっているのか?

ちょっとだけ疑問が残るのが、「本当に2×2でつながっているのか?」ということ。たしかに、Xperia Z4 Tabletの設定→Wi-Fiで接続中のSSIDをタップすると、周波数5GHzで、リンク速度が585Mbpsと表示される。この速度はアンテナ1×1では理論上は出ない速度だ。

またパソコンも、タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブで、802.11acでつながっていることは確認できるし、ネットワークと共有センターで「Wi-Fiの状態」を開くとリンク速度が650Mbpsとか780Mbpsになってることも確認できる。

だからアンテナ2本の同時通信ができているってことで間違いないと思うんだけど、本当にアンテナ2本使ってまっせ!こんだけの帯域を同時に使ってまっせ!というのを知る方法はないんだろうか。知ってる人いたら教えてください。

5.まとめ

Xperia Z4 Tabletのレビュー的な記事のつもりが、気づいたらWi-Fiの規格とかの話になってしまった。すでに5GHz帯で使ってる人には後半は関係ない話でした。

言いたかったことは、Xperia Z4 Tabletは、とっても薄くてとっても軽いんだから、もし映像や音楽を楽しむなら、MDR-1ABTも買ったほうが幸せだよ!ということ。だってせっかく薄くて軽くて持ち運びやすいのに、ヘッドホンケーブルがびろーんって繋がってたらダサくね?無線でスマートに行こうぜ!

逆に、すでにMDR-1ABTを持っている人にもXperia Z4 Tabletおすすめだよ!きっといろいろ捗るよ!

とかいいつつ、ネットワーク知識も付け焼刃だし、Bluetoothヘッドホンの音質とかレイテンシとかも正直よくわからん。まじで詳しい人おしえてください。

*1:でも、あえて主観的に答えるなら、3つ目に挙げたthe brilliant greenのアルバムは「録音されたものを聴いているというより、そこで楽器が鳴っている感じがする」って言っていいと思う。

*2:MIMOというのはMulti-Input Multi-Outputの略であり、簡単に言うと同時に複数のアンテナで通信する技術なので、アンテナ数がルーター選びにも重要なのだ

*3:余談だが、ネットで調べているとMIMOに関して「2×2」とか「2ストリーム」とか「アンテナ2本」とかいろんな言い方があってよくわからん。厳密には違うのかもしれないが、これらは全部同じ意味と捉えることにした。詳しい人いたら教えて!

*4:さらに余談だが、この記事を書いているノートPCも、アンテナ2本だとこの時初めて知った。デバイスマネージャーのネットワークアダプターを開くと「Intel(R) Dual Band Wireless-AC 7260」とある。ググってみると、「この 802.11ac、デュアルバンド、2x2 対応 Wi-Fi + Bluetooth アダプターは、より高速 (最大 867 Mbps) で大容量、長距離の通信を実現し……(後略)」云々の記載があった。

土日引きこもってたら反動で人としゃべりたくなった

今日はなんだか、ひととしゃべりたい気分で、仕事が終わっても隣席の先輩に無駄に話しかけてウザがられた。その先輩もウザがりながらもおしゃべりの相手をしてくれたのでほんとにいい人だと思う。

なんでおしゃべりしたい気分になったのか。たぶん、土日の間、ずっと家にこもっていたからだ。だから、週が明けて月曜日、すごいしゃべりたくなったんだと思う。人間って(俺って)、わりと単純にできているんだと思う。

人にずっと会っていれば、一人になりたくなるし、ずっと一人でいると、誰かと関わりたくなる。それの繰り返しなんだと思う。言い換えれば、積極的な時期と消極的な時期が交互に来る。ある程度はそういう気持ちの揺らぎというか、アップダウンがあって当然と考えたほうがいいのだと、最近になって気付いた。アップダウンが激しいとそれだけで疲れちゃいそうだけど、だいたいそういうのは体が自然にバランスをとるようにできているんだろう。

ほかにも、ずっと都会にいると田舎が恋しくなり、ずっと田舎にいると都会に行きたくなるとか、2次元の美少女ばかり見ていると、3次元の美少女に興味が出てきて、3次元の美少女にしばらくはまっていると、また2次元の美少女ばかり見たくなる時期が来る、その繰り返し。

言い方はいろいろあって、飽きっぽいとか、こだわりがないいとか、ないものねだりとか、限界効用逓減の法則とか。「好み」じゃなくて、あくまで「気分」でしかないので、人に説明のしようがなくて、困る。たとえば、ある飲み会の時は場を仕切るぐらいしゃべりまくって、またある飲み会の時は、たとえ同じようなメンバーであっても、隅っこで黙っているなんてことがある。それを、どうしてか?と聞かれても、なんとなくそういう気分だから、としか言いようがない。

そのうえ、気分であるから、わりと簡単なきっかけで、まるっきり正反対のモードに突入することになる。あるモードがずっと続くこともあるし、すぐに切り替わってしまうこともある。

こういう気分をコントロールできるのが大人だと思っていたけど、どうも自分には無理っぽい。気分に波があって当然と受け入れたほうがラクになれるんじゃないか。変にコントロールしようとするほうが体に悪い気がしている。